宮本絵梨個展〜2024〜にご来場いただきありがとうございます。
当展示は、アートギャラリー絵の具箱にて開催する展示と連動してお届けするオンライン展示となります。
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展示概要/OUTLINE
展示名:宮本絵梨展 Floating Debris
会期:2024.12.10(tue)~12.15(sun)
時間:11:00~18:00(最終日17:00)
場所:アートギャラリー絵の具箱(吉祥寺)
販売:現地/オンラインショップ
決済(現地):現金/カード決済/PayPay
決済(オンラインショップ):銀行振込/Amazon Pay /Google Pay /PayPal /AliPay
決済(メール送付):WechatPay/Square(カード決済)
分割払い:現金/銀行振込/カード決済時の分割払い/PayPalの定額払い
※グッズに関しては、楽天Pay、auPayも使用可能
Floating Debris は直訳すると「浮遊する残骸」という意味になります。
地球から打ち上げられた衛星の残骸や、海洋ごみのことを、スペースデブリ(space debris)、シーデブリ(sea debris)などと表現されたりします。
私が絵を描くとき、私のイメージは私の頭の中にそう長く留まってはくれません。睡眠時に見る夢のように、浜辺で作った砂の庭のように、さらさらと流れてしまいます。私はそのイメージの残骸を探し、拾い集めるように、いつも絵を描いているように思います。
今回の個展に「Floating Debris~イメージの海岸で~」という言葉を添えたのは、私の中から出てきたイメージが絵という形になるまでの自分の制作が、まるで海岸で打ち上げられた貝殻や何かの残骸を必死に拾い集める子どものようだと思ったからです。時と共に海の中で少しずつ本来の姿から形を変えたイメージの欠片を、打ち寄せる波に足元をすくわれながら必死に追い求める作業が、今の私の表現に繋がっていると思います。
本来あったはずの私のイメージは必ずしも視覚的なものではなく、においや、音楽のようなものだったかもしれないし、単なる感情だけだったかもしれません。作品になる頃にはすでに原形はとどめていないので、ぼろぼろの縄文土器のようになっています。今回は、そんな思いを正直に表現してみたいと思い、粘土で立体を作ったり、整えたものを壊したりという表現を強調した作品を並べました。皆さまが感じたことを私の今後のヒントに、そして私もこの展示で皆さまに何らかのヒントを、お送りすることができましたら幸いです。
In my artwork, my images don’t stay in my head for very long. They quickly fade away, like the dreams when I sleep, or the sand garden on the beach. I always paint, looking for the remnants of those images and picking them up.
The reason I named my solo exhibition “Floating Debris -On the Coast of Images~” is that the process of turning my images into paintings is like picking up shells or other debris washed up on the shore. I thought it was like a child collecting things. I desperately search for fragments of images that have changed shape little by little in the ocean over time. While being swept off my feet by the crashing waves. That has led to my current expression.The original image of me is not necessarily visual. They could have been things like smells, music, or just emotions. By the time they become works of my art, they have already lost their original form. It’s like a tattered pottery. I wanted to honestly express this feeling, so I tried to express it by creating shapes with clay and destroying things that had been made.I would be happy if I could use what you felt as a hint for my future, and that I could also give some hints to you through this exhibition.Thank you very much. And Merry Christmas!
Eri Miyamoto
行き方:JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺駅」より徒歩4分。 中央改札下車後、左に進むとパルコの目の前にユニクロがあります。ユニクロの通り(中道通り)を進んでいただき、左手に郵便局が見えたらその目の前の建物の2階です。(外階段8段を上がったいただいた階が2階です)
360度カメラで撮影した展示写真です。
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